レファレンス事例紹介


葛飾区内でつくられた戦闘機について

【質問事項】

質問内容要旨戦時中、葛飾区内で戦闘機が開発されていたと聞いた。その戦闘機について知りたい。
受付日2014年4月1日
質問種別(NDC)090貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション
質問種別(NDC)K54.44
質問種別(NDC)538.7機械工学−航空宇宙工学
内容種別業務用
質問者その他

【回答事項】

回答内容要旨『幻の高高度戦闘機キ94-B-29迎撃機の開発秘録』によると、1945(昭和20)年8月15日金町駅からほど近い紡績工場跡の組立て工場で最新鋭の大型戦闘機が完成しました。それは立川飛行機が高度1万メートルを飛ぶB-29迎撃を目的として設計、開発した高高度防空戦闘機キ94-K型の試作1号機です。軍用機を製造する立川飛行機はB-29の関東空襲を予想して、航空機関連工場の密集する武蔵野地区から、設計班は埼玉県大宮市の工業高校へ、試作班は金町の紡績工場跡地の大日本航空機器へ疎開したようです。設計図が完成した同年5月から終戦までの3ヶ月間、組立て作業と各種試験そして改修が進められましたが、発動機の地上運転をするまでで結局一度も飛ぶことはありませんでした。なお、『博物館年報 第15号 平成17年(2005年)度』によると、葛飾区の被爆・終戦60年平和事業として「キ-94!B-29を撃墜せよ」−空襲とかつしか−という資料展が郷土と天文の博物館で2005(平成17)年7月から9月まで開催され、設計主任の長谷川龍雄氏座談会が学芸員のインタビューにより開催されました。
回答様式質問事項に対する資料提供・紹介
備考『日本陸軍戦闘機の系譜図』(竢o版社)にも記載ありました。
事例作成日2014年1月5日

【参考資料】

No. タイトル 著者名 出版社 出版年 コメント ページ 評価
1 幻の高高度戦闘機キ94−B−29迎撃機の開発秘録− 山崎明夫編著 長谷川竜雄監修 三樹書房 2002   p.15,16,43,163-165  
2 博物館年報 第15号 平成17年(2005年)度 葛飾区郷土と天文の博物館/編 葛飾区郷土と天文の博物館 2006   p.18,19  
3 日本陸軍戦闘機の系譜図 野原茂著 〓出版社 2009   p.188-192  

【検索項目】

件名葛飾区−産業/カツシカク サンギョウ
件名軍用機/グンヨウキ
キーワード読みタチカワヒコウキ
キーワード読みセントウキ
キーワード漢字立川飛行機
キーワード漢字戦闘機

検索条件指定へ戻る